不動産物件の購入では、頭金の準備が必要になることがよくあります。
ほとんどの場合、物件価格は2,000万円以上であり、その数パーセントでさえまとまった額になります。
不動産投資には多くのお金が必要というイメージにつながっており、不動産投資におけるハードルのひとつともなっています。
今回は、不動産に投資する際に必要な頭金の相場について説明します。
不動産投資で必要になる頭金の相場とは?
ここでは、不動産投資の基礎知識とも言われる、不動産物件の頭金の意味と基本相場について見ていきましょう。
<頭金の役割と相場>
物件の購入の際に頭金が必要になるのは、経済力を証明する手段になるからです。
融資を行う金融機関の視点で考えれば、経済力のしっかりした購入者に少額の融資を行い、確実に返済をしてもらいたい、というのが本音です。
現に、日本国内では95%の金融機関が物件の売買の際に頭金を求めており、「住まいを購入するためには一定以上の頭金が不可欠である」と考えておいたほうが良さそうです。
気になる頭金の相場は、物件の購入価格の1~2割程度だと言われています。
仮に2000万円の価格の不動産物件を購入する場合、およそ200万円~400万円程度の頭金が必要になると言われており、ローンの契約条件によっては頭金の割合が必要になるケースがありますので、購入前にあらゆるケースについてシミュレーションしておきましょう。
不動産物件の購入で頭金をゼロにするポイント!投資の参考に!
物件の購入では、金融機関との契約条件によっては頭金をゼロにすることも可能です。頭金をゼロにする注意点について詳しく見ていきましょう。
<長期的には返済額がかえって増えてしまう可能性も>
不動産物件の購入で本来必須となる頭金ですが、契約条件によってはゼロにすることも可能です。
最もシンプルな方法は、「月々の返済額に頭金の分を上乗せする」ということであり、新居をすぐに購入したい、という方におすすめの方法とも言えます。
ただ、結局は頭金を返済額に上乗せしているだけですから、毎月の返済プランが楽になるわけではなく、むしろ、収入の変化によっては後々の返済負担が重くなってしまう可能性もあります。
住宅ローンの契約では、長期的なライフスタイルの変化を視野に入れたうえで無理のない返済計画を組み立てましょう。
まとめ
最近では、不動産物件の購入の際に頭金をゼロにするケースも増えてきています。
メリットも多い一方で、返済負担がかえって増えてしまう場合がある、など、デメリットもいくつかありますので、ローン契約前に長期的な見通しを立てたうえでプランを組み立てましょう。
株式会社リノ・エステートは、福岡市城南区・早良区エリアで売買物件を多数取り扱っております。
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