不動産投資をおこなう場合には、アパートやマンション一棟を購入するだけではなく、一部屋だけ購入して運用することも可能です。
今回は、そんな区分マンションの不動産投資について、メリットやデメリットなどのポイントを含め、まとめてみました。
一部屋だけの不動産投資!区分マンション投資について:区分マンション投資とは
区分マンション投資とは、マンションの一部屋だけを購入して投資運用する方法です。
簡単に言い換えれば、分譲マンションを購入し、その物件を自己の居住用としてではなく、賃貸用として貸し出しながら、賃料と住宅ローンのバランスを取り、運用していく方法です。
投資対象は一人向けのワンルームマンションから家族向けのマンションまで、幅広くあります。
一棟マンション投資と比べて初期費用が少なく、リスクも少ないことから、株式投資などに比べて投資初心者に向いている投資運用といえます。
ただし、不動産投資運用を成功させるためには、収支のバランスをとったり、管理についての検討が必要です。
手放しで放置するよりは、自らしっかりと管理して運用に関わりたいという方のほうが、成功しやすい投資ともいえるでしょう。
一部屋だけの不動産投資!区分マンション投資について:区分マンション投資のポイント
区分マンション投資のポイントとして、メリットとデメリットをご説明します。
メリットは先述の初期費用が少なくリスクが少ないこと以外に、複数のマンションを一部屋ずつ購入すればリスクの分散になること、管理の手間が少ないこと、修繕費が少ないこと、売却しやすいことなどが挙げられます。
管理の手間が少ないのは区分マンションならではであり、マンションの共有部についての管理が、建物の管理組合や管理会社などで実施されるからです。
売却の際にも、マンション一棟を売却するよりも一部屋を売却するほうが売りやすいため、出口戦略においてもメリットが高いといえます。
デメリットとしては、利回りの水準が低いこと、空き家の収入減少リスクが高いことなどが挙げられます。
一棟マンションに比べ、一部屋のみの区分マンション投資の場合、借主から徴収する賃料から住宅ローン返済に加えて、マンションの修繕費や管理費を差引することになるため、結果として残る金額が少なくなる傾向にあります。
また、一棟建てマンションであれば複数の部屋を所有することになるため、空き部屋があっても収入がゼロになることはなく、リスクが分散されますが、区分マンションの場合は賃料収入がゼロになるリスクがあります。
まとめ
投資初心者でも参入しやすい区分マンション投資ではありますが、メリットだけではなくデメリットも存在します。
不動産投資は手放しで行える投資運用ではありませんが、その運用にしっかりと携われば、自身の努力次第で成功に導くことができる投資ともいえるのです。
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