土地活用の手段として、近年注目されているのがトランクルームです。
初期コストの低さが人気の秘密ですが、実際の経営にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
トランクルームによる、土地活用のメリット・デメリットについてみていきます!
土地活用の一つのトランクルームとは?メリットは?
土地活用の一つのトランクルームとは、スペースを貸して荷物を収納するサービスです。
契約形態は大きく2つに区分されますが、一般的に利用されるのは「スペースの賃貸契約」になります。
運営方法には以下の3パターンがあるので、負えるリスクを検討して選択するとよいでしょう。
・事業用定期借地方式
・リースバック方式
・業務委託方式
主なメリットも3つあげられます。
・初期費用の安さ
・管理が手軽
・地形を気にしない
トランクルームの大きな利点は初期費用の安さで、事業用定期借地方式ならコストはかかりません。
住宅と違って管理の手間がほとんどないのが魅力的で、取扱数が増加すれば委託してしまう手もあります。
コンテナさえ設置できれば、敷地が不整形でも問題ないので、土地を選びません。
また、住宅ほど立地を気にする必要がない点もメリットでしょう。
土地活用の一つのトランクルームのデメリットや注意点
土地活用におすすめのトランクルームのデメリットや注意点についてもみていきます。
主なデメリットは、以下の3つです。
・借手が決まるまで時間がかかる
・担保価値がない
・節税効果が薄い
トランクルームは注目され始めたばかりの事業なので、認知度がまだ低く、集客媒体が少なさにより、借手が見つかるまでに時間がかかります。
半年から1年程度は、賃料の入ってこない期間をみておく必要があるでしょう。
マンションなどの住居物件と違ってトランクルームには担保価値がありません。
事業を複数展開していく際には、担保として利用できない弱点がでてきます。
コンテナは建築物として区分されるので、固定資産税がかかるだけでなく、住宅ではないので減税の特例を適用されないので、税制メリットが薄いです。
また、競合が少ないエリアを選ぶと価格競争がないので、料金の無用な値下がりを防止できますよ。
コンテナなどの大きさによって需要が変化するので、エリアのターゲットに適したサイズを検討するようにしましょう。
まとめ
土地活用の手段としてトランクルームの選択肢を知っておくと、少ないリスクで不動産投資を始められるかもしれません。
メリット・デメリットを把握して、ぜひ活用を前向きに検討してくださいね!
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