家賃回収以外を管理会社へ管理委託する方法は、管理の手間なく、家賃引き落とし日に収入が即座に入金されるので良い気がします。
管理業務は多岐に渡るので、委託で手間なく経営する方が効率性は高そうです。
管理業務の内容と、家賃回収のみ大家がする問題点をご紹介しますので、賃貸経営に役立ててくださいね。
家賃回収などの大家業務をしてくれる管理委託とは?
家賃回収などの大家業務を代行してもらうのが管理委託で、管理業務には大きくわけて4項目あります。
▼清掃業務
物件の共用部分の清掃で、廊下の掃き掃除などの日常的な掃除から、雨どいの掃除などの特別な掃除までさまざまです。
定期的に清掃すると建物のチェックもできるので、傷みの早期発見などにメリットがあります。
▼建物・設備管理業務
集合住宅ならではの建物や設備の点検業務になります。
エレベーターや消防設備など、共用部分にある大切な設備の管理です。
▼管理員業務
入居者に関するさまざまな受付業務をはじめ、設備点検の立ち合いや入居者への報告連絡の事務などをします。
物件やオーナーによって内容に差がでる業務でしょう。
▼事務管理業務
管理組合の運営補助で、会計業務や総会運営の支援や維持管理のアドバイスなどあります。
基幹事務以外の業務にも携わるので、内容は多岐に渡りますよ。
管理委託して家賃回収だけ大家がする問題点
管理委託して家賃回収だけ大家がする問題点は、滞納などのトラブル対応に追われることです。
入金管理業務である家賃回収は、トラブルに発展しやすい管理業務になります。
滞納があった際に入居者とうまく掛け合う必要がありますし、回収しきれないケースも考えられます。
退居時の返金トラブルについても、入居者と直接やり取りが必要なので、原状回復費を巡って争いごとになるかもしれません。
入金管理業務を外して管理委託すると、入金に関する内容については、管理業者は逐一オーナーへの確認を必要とします。
管理の手間やトラブル回避のために管理委託を検討するのであれば、本末転倒になるケースも十分考えられるでしょう。
トラブルの際に連絡過多になり、スームズな問題解決に歯止めをかけてしまう可能性もありますので注意が必要です。
まとめ
物件の管理委託は、手間と労力を回避して賃貸経営を進められるのでおすすめです。
賃料の早期回収を希望して、大家自らが家賃回収するケースは、かえって手間が増える可能性があるので注意しましょう。
管理業者によってサービスが異なるので、何件か検討したうえで、信頼できる業者探しをしてくださいね!
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