みなさんはマイホームを購入するとき、どのようにして判断していますか?
福岡市城南区・早良区は、福岡市の中心からも車で約30分圏内にあり、人気の地域です。
この記事では、公示地価・基準地価・路線価の3種類がそれぞれ持つ意味についてご紹介します。
これらの言葉は、ニュースなどで耳にする機会もありますが、意味を知らない人も多いと思います。
マイホームを検討するこの機会に、改めて勉強してみましょう!
3つの土地価格の種類とは?
日本で土地を売買する人のために参考となるものとして、公示地価・基準地価・路線価の3種類があります。
今回挙げた3種類は、算定方法・目的も違ってきます。
それぞれの種類の特徴を見ていきましょう。
〈3つの土地価格の種類:公示地価とは?〉
公示地価とは、土地価格の目安と言っていい指数で、調査しているのは国の機関です。
不動産鑑定士が、評価日である1月1日時点の情報から土地の価値を算定します。
また、発表は毎年3月。
基本的に、都市計画区域内を調査対象としています。
土地の価格については、大体の基準がないと、異常なまでに価格が乱高下する可能性があるため、公示地価は国が発表する基準的な価格と言ってもいいでしょう。
〈3つの土地価格の種類:基準地価とは?〉
基準地価とは、都道府県が調査し、発表している金額です。
毎年7月1日時点で評価し、9月ごろに発表されます。
補完的な役割があり、不動産鑑定士1名以上で土地の価値を評価し、都市計画区域外でも算定する点が基準地価の特徴です。
〈3つの土地価格の種類:路線価とは?〉
路線価とは、国税庁や市町村が算定した、税金支払いの基礎になる土地の価格です。
毎年1月1日時点を基準とし、公示地価や不動産鑑定士などの意見を総合的に評価しています。
発表は毎年7月ごろで、さらに路線価には国税庁が公表する「路線価」と、市町村が公表する「固定資産税路線価」があります。
3つの土地価格の種類を理解することが大事
今回、土地を算定する3つの方法を紹介しましたが、算定方法・内容に違いがあることを理解できたのではないでしょうか。
公示地価は、土地の平均的な金額と言えます。
それに比べ、基準地価は公示地価を補完する役割となり、路線価は公示地価の8割ほどになるのが一般的です。
また、公示地価は1月1日時点で、対して基準地価は7月1日時点の情報で評価されるため、時期による価格の違いを知ることができます。
それぞれの違いを理解して、土地購入の際に役立てることが大事です。
まとめ
今回、公示地価・基準地価・路線価の3種類について書いてきましたが、それぞれの評価方法や目的・違いについて、理解できたのではないでしょうか。
これからマイホームを購入する方は、これらの数値を把握することで、購入金額が適正価格なのか割高なのかの判断基準にすることができるようになります。
福岡市城南区・早良区でマイホームの購入を検討されていましたら、私たち株式会社リノ・エステートまでお気軽にお問い合わせください!